| 第33回JTB世界遺産劇場 ‐ 鹿児島 仙巌園‐世界遺産登録記念 Misia Candle Night ★ ２０１７年５月２７日（土） 鹿児島 仙巌園 セットリスト 01. つつみ込むように・・・ 02. MELODY 03. SUPER RAINBOW 04. 真夜中のHIDE-AND-SEEK ＭＣ 05. Hallelujah （トリー・ケリー/映画「SING」より） 06. Don’t you worry bout a thing （スティーヴィー・ワンダー カバー曲） ＭＣ 07. メロディー （玉置浩二 カバー曲） ＭＣ 08. 忘れない日々 09. オルフェンズの涙 ＭＣ 10. 逢いたくていいま 11. Everything 12. 幸せをフォーエバー バンドメンバー紹介 13. あなたにスマイル：） ＭＣ 14. 明日へ ＭＣ 15. Candle Of Life バンドメンバー 重実徹（キーボード）、山口周平（ギター）、JINO（ベース）、Tomo（ドラム）、 鈴木明男（サックス＆フルート）、佐々木久美（コーラス＆オルガン）、 コーラス：Tiger、Hanah Spring、 第33回JTB世界遺産劇場 ‐ 鹿児島 仙巌園‐世界遺産登録記念 Misia Candle Night ★ ２０１７年５月２８日（日） 鹿児島 仙巌園 セットリスト 01. SUPER RAINBOW 02. MELODY 03. 真夜中のHIDE-AND-SEEK ＭＣ 04. 糸 （中島みゆきカバー） 05. Hallelujah （トリー・ケリー/映画「SING」より） 06. Don’t You Worry ‘Bout a Thing （スティーヴィー・ワンダー カバー曲） ＭＣ 07. 花 08. Everything ＭＣ 09. 逢いたくていま 10. オルフェンズの涙 ＭＣ 11. あなたにスマイル：） 12. 幸せをフォーエバー ＭＣ 13. 明日へ 14. Candle Of Life バンドメンバー 重実徹（キーボード）、山口周平（ギター）、JINO（ベース）、Tomo（ドラム）、 鈴木明男（サックス＆フルート）、佐々木久美（コーラス＆オルガン）、 コーラス：Tiger、Hanah Spring |
| 第33回JTB世界遺産劇場‐ 鹿児島 仙巌園‐ 世界遺産登録記念 Misia Candle Night ★ ２０１７年５月２７日（土） 鹿児島 仙巌園 ライヴレポート 新緑の美しい季節、お天気にも恵まれて、海と山と桜島と・・ 鹿児島の自然と歴史に触れながら、と～～っても楽しい時間を過ごしました。 コンピューターサウンドを使った“攻め”の「THE TOUR OF MISIA LOVE BEBOP」ライヴとは対照的に 開放的な自然の中でＭＣも多く入り、ＭＩＳＩＡのペースで ゆるりとした流れがあるのがキャンドルナイト。 ステージの横では電車が通り、ライヴ中も電車の音が聞こえてくるが、 この、ほのぼのとしたローカルさが何故か心を和ませてくれる。 騒音というよりはむしろ演出？と感じるほど、 私には ぜんぜん嫌な音ではなかったので不思議です。 ＭＩＳＩＡもＭＣで言ってました、この雰囲気がとても素敵で 「海沿いを走る電車が、映画「千と千尋の神隠し」に出てくるシーンのようだ」と。 １曲目は「つつみ込むように・・・」からスタート。 イントロで元気いっぱいのＭＩＳＩＡの登場に大きな拍手と歓声が沸きました。 つつみ・・・から始まるなんて、 今夜はとてもスペシャルなライヴになりそうな気がしました。 体調を崩していたけど、私はこんなにも元気になってたのよ～！というような、 ＭＩＳＩＡの力強い意気込みみたいなものを感じた１曲目でした。 とても楽しそうでしたし、ロングトーンもバッチリでした。 つつみぃ～～～～込むようぉ～～～～にぃーーーーーーーーーーー♪ 続いて「MELODY」がきたのも嬉しかった。 イントロにのって、 「こんにちは～～～！今日は世界遺産劇場-鹿児島 仙巌園 Misia Candle Nightへようこそ～～～！ 今日は、ここで皆さんに会えて歌うことが出来て本当に嬉しいです！ 皆さん、最後まで楽しんでってねーーー！」 ウゥ～～～オォ～～～～～♪ 夜７時を過ぎてもまだまだ明るい鹿児島の空、 野外で聴く「MELODY」は本当に気持ち良くて嬉しくて 手の振りも自然と大きく動いてしまう～(^o^)／ ノリのいい「SUPER RAINBOW」へと楽しさは続き、 やっぱり何度聴いてもカッコいい「真夜中のHIDE-AND-SEEK」に突入！ 明男ちゃんのサックスも入って、素晴らしいバンドメンバーによる生演奏と ＭＩＳＩＡの熱い歌声に痺れてしまいました！ ここは最初のＭＣ前の“見せ場”でもありますね。 ライヴが始まる前までは涼しかったが、前半の４曲で汗が出るほどに暑くなりました。 ～ ＭＣ ～ 今回のキャンドルナイト・ライヴは３月にやる予定でしたが、 私が体調不良となり申し訳ありません。５月に延期させていただきました。 入院しておりましたが、皆さんの温かいメセージや応援を沢山いただいて その言葉にどれほど救われて、元気をもらったことか。本当にありがとうございました。 ここ仙巌園は桜島が一番美しく見える場所で、2015年に仙巌園も世界文化遺産に登録された。 「映画ＳＩＮＧは説明すると長くなるので、ざっくり言うとＳＩＮＧは「音楽映画です！」 今夜は初めてですが、鹿児島仙巌園に来てくれた皆さんにお届けしたい。 映画「ＳＩＮＧ」日本語吹替よりミーナちゃんが歌う「ハレルヤ」を初披露！ ハレルヤ～～～♪ハレルヤ～～～ハレル～～～ヤ～～♪ 心地良い風にのって、ＭＩＳＩＡの歌声にうっとり・・・。 「Don’t you worry bout a thing」映画「ＳＩＮＧ」日本語吹替版より。 やはり皆が聴きたかった曲、映画でも立ちたいくらいなんだから ライヴでは座ってなんかいられません！オールスタンディング↑ノリノリでした。 ハイトーンでは映画と同じように、片手を高くあげて ハァーーーーーーー♪ (^O^)/↑↑↑ ステージの組み立ても壊れるかと思うくらいに圧倒されてしまいました。 やはり映画よりも生の迫力は凄い！ ＳＩＮＧの２曲を聴けたのも、凄く嬉しかったです！ 歌い終わった後、「ミーナーーー！」って声援が多かった。 ～ ＭＣ ～ ＳＩＮＧは「THE TOUR OF MISIA LOVE BEBOP」の ツアーの最中にミーナちゃんのセリフを録音したり、歌の録音もして凄く大変だった。 「Don’t you worry bout a thing」は、コーラスで佐々木久美さんとTigerも参加している。 今回のライヴで聴きたいカバー曲は圧倒的に１位は ＳＩＮＧの「Don’t you worry bout a thing」でしたが、 他にも、中島みゆきさんの「糸」やホイットニー・ヒューストンの 「I Will Always Love You」などもあった。 今夜は歌詞がとても素敵な曲を・・・と玉置浩二さんの「メロディー」 夕暮れに、ＭＩＳＩＡの優しい歌声に包まれてた「メロディー」はとても素敵でした。 「忘れない日々」 オリジナルの忘れない日々、個人的にいろいろな思いが溢れてきました。 涙が出るくらいに嬉しかったです(T_T) 出会い～～恋して～も～～～♪からの高音も出てましたし、最高でした！ 続いて・・・「オルフェンズの涙」 始めは柔らかめに歌って、だんだん炎が燃え上がるようにメラメラメラと熱くなっていく、 今夜のオルフェンズも圧巻でした！ 最後の「オルフェーーンズ！」の終わり方がいつもカッコイイな～と思いつつ、 今回も歌い終わった後のほんの数秒間は、圧倒されて固まってしまいました------。 拍手と歓声が沸く前の、この一瞬の静けさが好きだったりもします。 凄すぎて皆さんも固まる瞬間ですね---。 ～ ＭＣ ～ ここ鹿児島はライヴでもプライベートでも来ている場所で 一番最初にここで歌詞を書いたのが２００９年です。 その時ドラマの「仁 -JIN-」の主題歌の話がきて台本を読みました。 医療にしても命のメッセージと向き合うドラマになるのではないか。 ＭＩＳＩＡは長崎で生まれたので（平和教育を受けて） そういうメッセージを伝えたいと鹿児島出身のプロデューサーに相談したところ、 「戦争の悲しみは長崎だけではなく、日本全国、世界を見渡してもさまざまな傷跡がある。 知覧にある特攻平和会館には、特攻で飛んで行った青年たちの手紙が展示してあって、 それを見て欲しい」と言われた。 ＭＩＳＩＡはもっといろいろな事を知ってメッセージを伝えたいと、 日帰りで知覧にある特攻平和会館を訪ね、朝から行って、一日中居たそうです。 青年たちの手紙を見て、命のメッセージに胸を締め付けられそうだった。 「とみや食堂」という所にも行った。そこには検閲を通してない手紙もあり、 個人的に誰かに託して書いた手紙を見て、これが本当に言いたかった事なんだろうなと、 胸を抉られるような想いだった。 ＭＩＳＩＡはここから感じたメッセージを伝えていきたいと思った。 鹿児島の歴史を知れば知るほど、この場所は世界の動きを日本の中でも一早く感じていたのではないか。 ここはイギリスやオランダなどの要人を招いてコミュニケーションを取っていたような場所あり 戦うのでなく共に生きるという道を模索した場所だったのではないか・・と感じた。 過去の歴史を振り返ってみると、人間は過去の歴史から学んでいるのか？ 同じような過ちを繰り返してるのではないか。 命を大切にできる世界を一緒に作っていかなくてはいけないな、ということを考えさせられました。 このキャンドルナイトは2012年からスタートしましたが、 きっかけは2011年の東日本大震災です。 あの時は沢山の方が亡くなられて、沢山の物も失いました。 私たちにとって一番大事な物はこれだったんだ！と気付かされました。 その時は色々な人が立ち上がったが、日々が過ぎていくうちに想いが薄れていく、 この想いを忘れずに、１年に１回でも皆で集まって日本中で想いを繋げていきたい。 熊本の震災からも１年ですが、まだまだ私たちは忘れてはいけない事も沢山あります。 そんな命のメッセージを何度も振り返りながら大切にしていきましょう。 「逢いたくていま」の歌詞についてのお話は、、 「ＭＩＳＩＡ星空のライヴⅤ Just Ballade」鹿児島公演（2010年1月）でも 同じような話をされていたと思いますが、、 この話をされていたのは、たぶん鹿児島公演だけだったと思います。 ＭＩＳＩＡが鹿児島で感じた命のメッセージ この場所で聴く「逢いたくていま」は格別でした。 ＭＩＳＩＡの想いは、私の心の奥深くに響いてきました。 そして・・・「Everything」 イントロが流れ、ＭＩＳＩＡがしっとりと、ん～～～～～～～♪と入ると 電車と打ち合わせしたような絶妙なタイミングで、 ガタンゴトン、ガタンゴトン・・・ステージの横でローカルな電車が通る(笑) 先にも書いたように、これがまた、ぜんぜん嫌な感じはなく、 不思議でとても素敵な空気がそこには流れていました。 こんなにもエブリと電車が合うなんて！(笑) ここ仙巌園だからこそできたシチュエーションであり 今までにない素敵な雰囲気とＭＩＳＩＡの歌も素晴らしくて感動しました。 「THE TOUR OF MISIA LOVE BEBOP」ライヴでは、ハウスREMIXメドレーの中に入っていた、 忘れない日々、逢いたくていま、Everything をオリジナルでじっくりと聴けたのは良かったと思います。 エブリの素敵な雰囲気の延長線に・・・「幸せをフォーエバー」 きっと皆さんの心の中も、幸せな気持ちが溢れていたのではないでしょうか。 「あなたにスマイル：）」 今回も一体感溢れるアドリブにウルっときてしまいました。 あなたの友達に～スマイル～♪、大切な人に～、お父さんにも～お母さんにも～ 家族にも～愛する人に届けよう～～♪ 熊本の皆にも、大分の皆にも、東北の皆にも～日本中にも～世界中にも～～～ どんな時にも笑顔を～～～～スマイル～～スマイル～～スマ～～イル～～～～～♪ ～ ＭＣ ～ 復興の祈りと、もっともっと素敵な明日がくるように願いを込めて・・・ 「明日へ」 最後は、マイクを外して力強く、 あしたぁ～～～へぇ～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！！！！！ 桜島まで届くような力強い歌声とＭＩＳＩＡの想いに 私の心もグゥーッ!!と熱くなりました。 「Candle Of Life」 もうキャンドルナイトライヴでは定番となりましたね。 この曲で願い事を決めて、キャンドルに願いを込めていきます・・・ そして、キャンドルに願いを込めて、 「さん、のー、がー、はい！」でキャンドルの灯を吹き消す--------- （キャンドルの灯を吹き消す時に、願いを込めると願い事が叶うと言われています） 私も自分への願いもあるけど、大切な人の為に願いを込めました。 私は初日のみの参加でしたが、 この幸せな気持ちを、吹き消したキャンドルのカップに詰め込んで 持ち帰ることも出来ました。 今回の鹿児島キャンドルナイトも歌う曲は、今までのライヴとそう変わらなくても 場所によって、シチュエーションによって雰囲気も変わり、感じ方も違ってきます。 また世界遺産とくれば、ツアーとは違う、スペシャル感もある！ ここ鹿児島-仙巌園も記憶に残る最幸のライヴになりました。 ＭＩＳＩＡ、、今回も素晴らしいライヴをありがとう！   |